前回は糖質とは何か?について書きました。
今回は血糖値の上昇とダイエットの関係性について書いていきたいと思います。
血糖値が上昇すると太る?
血糖値が上がると良くない、というのはなんとなくご存知の方も多いと思います。
では、血糖値が上がると何が良くないのか考えてみましょう。
糖質の入った食事をしたり、飲み物を飲んだりすると、体内に糖が取り込まれます。
血液中の糖は、人間にとっては有害なものです。アルコールのようなものだとおもってください。
その有害な糖質を、インスリンという物質が分解しします。
ではそのインスリンとは一体なんなのでしょうか。
インスリンって一体なに?
インスリン、というと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
そうです、糖尿病患者が注射しているのがインスリンです。
糖尿病は、長期間にわたり大量の糖質を摂取するなどの原因により、体内でインスリンが生成されなくなる病気です。
つまり、糖質(有害なもの)を分解し脂肪(無害なもの)に変換ができなくなっているのです。
糖尿病を患っている人が意外に(?)痩せている人が多いのはすでに脂肪への蓄積ができなくなっているためです。
逆にいえば、インスリンが分泌されている健康な人はどんどん糖質を脂肪へと変換しているのです。
じゃあ健康な人が、食事を制限してインスリンの分泌を減らしたらどうなるでしょうか・・・?
次回はいよいよ糖質を減らしてインスリンの分泌をおさえる方法についてみていきましょう。